子育てママの働き方、派遣、パートどっちがいい?
子供が成長するに伴って、出費も増えていきますからね。
そろそろ働いて稼がないと!
ということでお仕事探しをスタートするママさんも多いと思います。
でも・・・日々の家事に加えて幼稚園や小学校の行事、PTA役員の仕事、面談や習い事の送迎もあります。
それに加えて心配なのは子供の急な体調不良。
急な休みも取りやすい職場が良いな・・・
子育てと両立して働きやすい職場を探すことも大切ですよね。
今の我が家の状況を考えながら、メリットの大きい働き方ができる方を選ぶことが大切です。
記事中では、子育て中ママにおすすめ派遣会社、パート・バイト求人が豊富な求人サイトもご紹介しています。
Contents
子育てママ、おすすめの働き方
子育て中のママは働くにしても制約があったりすることが多く、仕事探しが大変です。
条件に合った仕事を探していて、何カ月も経ってしまう・・・というのは避けたい、と考えている方も多いと思います。
家計のために働きに出たいと思っていて、時間が経ってしまうのはもったいないですよね。
半年仕事探しをしていたら、パートで扶養内で働くにしても60万円くらいは半年で稼げていたかもしれません。
子育てにママに合った働き方、子育てに理解のある職場を選ぶことができれば、小さい子供がいても働けます。
では働き方はどうすればいいのでしょうか。
正社員として働くのは今はまだ無理。
出来れば、パートか派遣で探したいな・・・というママも多いと思います。
どちらの働き方が子育て中ママにおすすめなのでしょう。
派遣とパート、メリット・デメリットから働き方を選ぶことが大切
子育て中ママが働く場合、正社員は難しい・・・となれば、派遣かパートの働き方をお考えになると思います。
そして、派遣とパートそれぞれの働き方のメリット・デメリットを抑えて考える必要があります。
収入が高い方が家計には助かるかな・・・
でも、働き方に融通が利かなさそう。
時給は安いかもしれないけれど、働きやすさ重視ならやっぱりパートかな・・・。
派遣社員、パートで働く際のメリット・デメリットについては、この後詳しくまとめています。
ちなみに、アルバイト・パート求人を探す際には、
が情報収集におすすめです。
派遣で仕事と育児、両立して働きやすい職場探しをするには、
などがおすすめです。
派遣とパートの違い
最初に、派遣とパートの働き方で一番の違いから見ていきましょう。
派遣とパートの働き方での大きな違いは「雇用主」です。
どこと契約を結んで働くのかということですね。
パートの場合には、直接雇用となりますので勤め先の企業と雇用契約を結びます。
勤め先の企業から給料を貰い、福利厚生も務め先の企業となります。
派遣社員として働く場合には、派遣会社と雇用契約を結び派遣先の企業で働くことになります。
派遣社員はの給料は派遣会社から支払われます。
福利厚生も派遣会社のものとなります。
派遣会社ごとに給料は異なります。
そのため、同じ職場に違う派遣会社からきて働く派遣社員がいた場合、実は時給に差があるといったこともあります。
派遣で働く場合には契約期間に注意
後ほど、派遣社員で働くメリット・デメリットについてもまとめていますが、派遣で働く場合には「契約期間」に注意が必要です。
パートの場合には直接雇用となりますから、雇用期間は特に決まっていません。
しかし、派遣の場合にはあらかじめ契約期間が決まっています。
半年、1年の契約期間です。
短期の派遣だと2ヵ月、3ヵ月ごとに更新といった契約になることもあります。
半年に1回、働きぶりや経営状況なども考慮しながら契約更新を行う、といった企業も多いでしょう。
派遣で働く場合、更新されると思っていたのに更新されなかった・・・ということも起こりえます。
(その場合には、前もって派遣会社の担当者が次の仕事について相談してくれることが多いです)
また派遣には「3年ルール」があります。
同一企業・同一部署で派遣社員として勤務ができるのは最長3年、というものです。
仕事内容、職場にも慣れていて「ずっとここで働きたいな・・・」と思っても、契約は終了してしまいます。
新たに違う派遣のお仕事を探すことになります。
また、その企業で正社員雇用の可能性はないか、といったことを相談する方法もあります。
(正社員登用)
子育て中ママが働くためにクリアしたい条件
お子さんの年齢によっても変わってくると思いますが、子育て中ママが働くためにクリアしたい条件として、次のようなものが挙げられると思います。
- 子育てに理解がある
- ブランクがあっても働きやすい
- 急な子供の体調不良での休みが取りやすい
- 子供の幼稚園行事、学校行事で休みが取りやすい
- 時間の融通が利きやすい
- 自宅や幼稚園から職場が近い
- 残業がない
育児と両立して働くためには、1つの条件だけではなくて複数をクリアしなければ働きに出るのが難しい・・・といったママも多いのではないでしょうか。
お子さんが小さいほど、突発的な休み、早退が必要になることもありますよね。
また小学生に入ったばかりの頃も、ママが両立して働くのは大変です。
小1の壁、と言われるくらいです。
(小1の壁については、この後の関連記事もご覧ください)
上記のほかにも、ご家庭の状況によって仕事に出るためにクリアすべき条件があるのではと思います。
実際に働きに出るにあたり、いろいろなケースを想定して条件を考えることが必要になります。
両立して働くワーママ 関連記事
子供が小学生1年生のワーママの働き方。小1の壁を乗り越えるための方法をご紹介します。
子育てママが「派遣社員」として働くメリット
派遣社員で働く場合、やはりメリットはか時給が高いことでしょう。
時給1,200円~といった派遣の求人も多いですし、職種や職場によっては時給1,500円といったさらに高収入が得られる派遣先もあります。
事務職などオフィスワークのお仕事が多いこと、派遣のメリットですね。
パートではあまり見かけない求人もたくさん派遣会社では扱っています。
派遣会社に登録すると、担当者から求人案件の紹介もしてもらえます。
でもサイト上で探してみて、気になる派遣のお仕事があったら、どんどんエントリーするのがおすすめです。
高時給の案件はとくに人気が集まりやすいので、締め切られることもありますし、担当者が紹介してくる案件は抱えている企業の事情を反映していることも多いんですよね。
(早く誰か派遣してほしい、など)
ただ、派遣の場合にはこれまでの経験、スキルが重視されます。
そのため未経験の仕事に応募した場合、なかなか派遣先が決まらずに働きだすことが出来ない・・・といった可能性もあります。
契約期間についても注意は必要ですね。
旦那さんが転勤が多く、数年ごとに職場を変える必要があるといった場合には、派遣の働き方は適しているといえます。
派遣会社によっては福利厚生も充実しています。
特に大手派遣会社の福利厚生は、中小企業の派遣先よりも充実しているといって良いでしょう。
残業無し、小さい子供がいて子育てと両立して働きやすい職場希望ということで派遣先を探してもらうことができます。
育児中のママ、女性が働きやすい職場の紹介に力を入れている派遣会社もあります。
子育てママが「派遣社員」として働くデメリット
子育て中ママが派遣社員として働く場合、デメリットもしっかり考える必要があります。
- 長く働きたい職場が見つかっても、長期勤務ができない
- 休みの融通が利きにくい
- 突発的な休みを取りにくい
派遣社員として働く場合、契約期間があります。
更新が契約されない可能性がある、ということです。
また気に入った職場が見つかったとしても、最長で3年しか働くことができません。
また小さい子供は急に体調を崩すことも多いです。
保育園、幼稚園に通っているお子さんがいると、特にそうですよね。
小学校に入ってからも、まだ体調を崩してお迎えが必要になることもあるでしょう。
親御さんのどちらかに学校まで迎えに来てほしい、となります。
今の状況下では、そうしたケースは増えていますからね。
兄弟姉妹全員、早退扱いになります。
また派遣社員は、突発的な休みなどは取りにくいと感じることが多いかもしれません。
子育てに理解のある職場で働く場合であっても、派遣社員という立場から、居心地の悪さを感じることはあるかもしれないです・・・
他には、
- 交通費が出ない派遣先も多い
- 次の仕事まで期間が空くこともある
- 経験、スキルによっては採用されないこともある
- 地域によっては、希望の職種が少ない
といったデメリットもあります。
複数の派遣会社に登録するのは、必須です。
派遣会社探し、関連記事
働きやすさ、仕事探しのしやすさ、主婦が働きやすい派遣求人が多いかどうか、といった点から、
「40代主婦におすすめ派遣会社、登録すべき派遣会社」
をご紹介しています。
子育てママが「パート」として働くメリット
小さなお子さんがいる子育て中ママが働くのであれば、パートをおすすめしています。
パートで働く場合のメリットとして、
- 勤務時間、休みの融通が利きやすい
- 子育てに理解がある職場だと、急な休みも取りやすい
- ブランクOK、未経験歓迎の仕事が多い
- 週に3日、4日OKのパート求人が多い
- 時短勤務もしやすい
- 扶養範囲内OKのパート求人も多い
などがあります。
子育て中ママが働く職場も多く、探しやすいこともパートのメリットですね。
スーパーやデパート、コールセンター、飲食店、軽作業スタッフなど人数が多く働く職場だと、子供の体調不良による急な休みも取りやすいですよね。
困った時はお互い様!
という働きやすさは、大きなメリットです。
職種に関しては、あまり選択肢は無いかもしれませんが子育て中ママが働きやすさで選ぶなら、パートがおすすめです。
勤務時間の融通が利きやすいこともメリットですね。
9時~14時まで、15時までなど、都合の良い時間帯でも働きやすいです。
派遣社員は時短勤務ができない求人が多いことも、あまりおすすめできないポイントになってしまっています。
子供が小さい間のママの働き方としては、パートが最もメリットが多いのではないでしょうか。
アルバイト・パート求人を探す際には、
が情報収集におすすめです。
子育てママが「パート」として働くデメリット
子育て中ママがパートとして働く場合のデメリットとしては、
- 時給があまり高くない
- 休みが増えると、給料が減る
- 雇用は不安定
- 賞与・退職金が無い
時給については、地域の最低賃金に近い給与額で設定されている雇用先も多いと思います。
また雇用先の企業の経営状況によっては、シフトが減らされたり、解雇される可能性もあります。
とはいえ、パート求人は多いため仕事内容にこだわりを持たなければ、次の仕事を見つけやすいというメリットもあります。
賞与は出ないところも多いですが、寸志として数万円を賞与として支給してくれる勤務先もあるなど、このあたりもばらつきはありますね。
子育て中ママの働き方は派遣、パートどっちがいい?まとめ
小さな子供がいる場合、仕事探しも苦労される方が多いです。
子育て中ママを歓迎してくれる職場がある一方で、急な休みなどは困るから・・・と採用しない方針の職場もあります。
子育て中ママの働き方は派遣、パートどっちがいい?ということで、派遣、パートそれぞれの働き方のメリット・デメリットについてみてきました。
ママが働く場合、子供の夏休み・冬休みといった長期休暇に合わせて、連続して休みたいこともあると思います。
そうした時に休みの調整がしやすい、シフト変更を相談しやすいのはパートです。
働く人数が多く、子育てに理解のある職場を選ぶことが大きなポイントになります。
高時給でしっかり稼ぎたい、事務職など派遣会社の取り扱いが多い職種で働きたい、といった場合には派遣社員が向いていますね。
派遣とパート、どちらの働き方をするにしても、自分自身、家族にも負担がかからないようにすることが、長く働くためには大切です。
今のご家庭の状況に合わせた働き方を選んでみてくださいね。
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