会社員 本業+副業のメリット・デメリット
本業と副業で収入を上げることはもちろん、その後のキャリアや働き方を大きく変えることもできます!
副業を始めることで忙しさは増しますが、それ以上にやりがいも得られます。
副収入を得ることで「生活にゆとりができる」ことは大きいと思います。迷っている方も、これから副業の第一歩を踏み出してみませんか?
本業+副業による収入増は、とても魅力的です。
今よりも月収が5万円増えたら、生活もグンと楽になるよね・・・というご家庭も多いのではないでしょうか。
お子さんがいれば、子供たちの成長に伴って出費も増えますよね。
食費も増える、服や靴の買い替え、習い事の出費などなど・・・
北国ならスキー靴、スキー板、スノーウェアも買い替える必要もあります。
今の状況下で、年収アップも望み薄。
という方も多いかもしれません。
「今年、ボーナス出るのかな・・・」なんて。
手取りが減って困っている、という方も多いのでは。
リモートワークが増えるとともに、副業に可能性を感じている方も増えているはずです。
この記事では、会社員が本業+副業をするメリット、そしてデメリットについてご紹介をしています。
Contents
増える会社員の副業
政府による働き方改革によって、残業が減り、その分「残業代」も減ってお金がきつくなったり。
国は「時間外労働の上限規制」により企業に対して残業の上限を、
「原則45時間/月、360時間/年」
と定めました。
リモートワークによって通勤時間が浮き、副業推進の流れもあり、副業や兼業(複業)をOKとする企業も増えてきました。
残業が減り、通勤時間(往復2時間などの方も多いでしょう)がなくなったことで、副業に時間を当てやすくなったのは確かです。
また、本業のスキルを活かしての副業なら、取り組みやすいですよね。
収入が増えることはもちろん、副業によって新しいスキルや経験を獲得することも期待できます。
これは労働者にとっても企業側にとってもメリットだといえます。
社員が新たなスキルを自主的に身に付けるということは、従来ではあまり見られなかった動きといえると思います。
本業+副業で収入アップしよう!
副業を始める理由として、一番大きいのは「収入アップ」です。
各種調査でも結果として見られますが、
副業をしたい主な理由は「収入を増やしたい」となります。
老後資金に2000万円必要、それよりも今、社内でリストラが進んでいて明日が我が身か・・・と戦々恐々の方もいるのではとも思います。
大手企業も40代、50代を対象として早期退職を実施しています。
年収アップも期待できない、ボーナスもカットされるかもしれない、となればどう収入を増やしていくか。
投資、仮想通貨などで資産を増やすという手もありますが、資産が減るというリスクもあります。
ご家族がいれば、収入を安定させることはとても重要なことですよね。
副業をすることで、その分、収入アップさせることが出来ます
どういったお仕事を副業として始めるか、にって副収入も変わってきます。
働くなら本業が終わってからの夕方、土日などお休みを利用して副業、という方が多いでしょう。
職種、仕事内容にもよるのですが土日どちらか、週1日稼働するお仕事で月収1万円~10万円といった稼ぎが可能です。
Web系のお仕事であれば、リモートワークで全国どこからも参画できる仕事を探すこともできます。
これも、副業に取り組みやすい理由ですね。
本業+副業で収入源の分散ができる
副業は収入源の分散という点でも効果的です。
本業に加えて副収入として月収5万、10万とあると生活も随分楽になりますよね。
(税金の支払いもありますから、使い切ってはいけませんよ)
収入が本業以外にもあるというのは、精神的な余裕につながります。
本業に対しての心の余裕というやつです。
副業からの収入額にもよるのですが、何かあったら今の仕事を辞めても良い、と思えることでかえってパフォーマンスが上がるんです。
また副業で得られたスキルや経験を本業に活かせる場面もあるでしょう。
副業での仕事は、問題があった場合には基本的には自分で解決することが必要です。
そうした主体的な動きから、課題解決能力も向上します。
副業のための時間を確保したいから、生産性も向上するでしょう。
これらのことから、副業を始めたことにより本業にもプラスとなり、人事評価も高くなる。
といった好循環につながることが実際に起きている人もいます。
そうなれば、本業での昇給・昇進などにもプラスの影響があるかもしれません。
本業のみでは得られなかった経験が積めたり、違ったスキルが身に付けられたりなど、会社員が副業を始めるメリットは大きいといえます。
会社員が副業するメリット
会社員が副業をすることで得られるメリットをご紹介します。
メリットとデメリットを比べてみると、メリットの方が多いと思います。
収入が増える
副業をすることで、本業に加えて副業からの収入が増えます。
収入源が増えることで、もし本業の収入が減ってしまっても補うことが出来ます。
また副業を続けていくと、本業以上に副業の収入が大きくなることもあるでしょう。
副業の種類、仕事内容、かける時間によりますが、将来的に、
副業の収入 > 本業の収入
を目指すことは可能です。
収入が増えることで安心感も生まれます。
多かれ少なかれ、副業をすることによってプラスアルファの収入を得ることができます。
本業との時間管理、バランスを考慮する必要はありますが、副業に費やす時間を増やせば、基本的には収入も上がっていきますね。
副業の稼ぎが大きくなってくれば、副業を本業にすることも視野に入ってきます。
好きなことを副業として始める方も多いでしょう。
好きだからこそ、続けられるというのはありますね。
本業のスキルを活かすことができる
会社員が副業を始める場合、本業で必要とされるスキルを活かして仕事をすると始めやすいです。
また本業のスキルを活かすことから始めて、少しずつスキルを広げていくこともできます。
本業では得られない知識、経験が得られる
副業を未経験のものを選ぶことで、本業では得られない新しいスキルや知識、経験を得ることもできます。
本業ではもうスキルアップが難しい、といった悩みを抱える方もいるでしょう。
そうした時、副業をすることでスキルアップすることが可能です。
全く未経験の仕事であっても、簡単な仕事からステップアップを目指していくこともできますね。
副業向けのオンラインスクールなどもあります。
そうしたスクールでプログラミング、webデザインなどを学び、副業を始める方もいます。
副業は新たな分野にチャレンジしやすいことが一つの魅力です。
副業で人脈を広げることができる
本業だけだと、人脈を広げる機会というのが滅多にない、という方も多いと思います。
副業をすることで、本業とはまた違う業界や分野、職種の方と知り合い機会が持てることもあります。
個人事業主、経営者、フリーランスといった人たちは、会社員とはまた違う思考を持っていますから、刺激を受けることも多いです。
副業をすることで今まで知り合うことがなかった人たちとの人脈が広がる可能性があることも、副業の魅力です。
副業で得たスキルや経験、人脈を将来に活かすこともできますね。
低リスクで起業や転職の準備ができる
本業で毎月安定した収入を得ながら、副業に挑戦することができます。
将来的に独立を考えている人もいると思います。
家族がいた場合、失敗のリスクはやはり考えるでしょう。
本業から安定して収入を得ながら、副業をすることで、金銭的なリスクを抑えて起業や転職の準備をすることが出来ます。
副業で仕事に取り組んでみて、起業してから成功の見込みがあるかどうか、見極めることもできますね。
起業というと、良い面を見てしまいがちですが、失敗する人の方が多いといえます。
独立・起業をお考えの方にとっては、リスクを抑えて副業からチャレンジすることは有効な方法といえます。
副業でしっかり継続して収入を得られ、仕事にやりがいや面白さを見いだせる場合には、独立・起業をしても成功する可能性は高いでしょう。
経営を経験できる
副業するということは、経営者として仕事をコントロールすることになります。
規模は小さいながらも経営を経験できることで、ビジネス視点を持つことができます。
税金の知識、納税の方法、仕事の獲得方法、ビジネスを維持する努力、クライアントとの交渉など、会社員の頃とは違う能力が必要とされます。
経営者目線があることで、本業の仕事でもリーダーシップを発揮しやすくなったり、上司の目線で動けるようになったりとメリットも大きいです。
会社員が副業するデメリットとは
会社員が副業をすることのデメリットをご紹介します。
副業への取り組み方によってはデメリットの方が大きくなってしまう可能性もあります。
特に時間管理については、経験上、注意が必要かなと思います。
本業+副業で労働時間が長くなりがち
副業を夜間や休日を利用して行うことになります。
本業の時間中は副業はできませんからね。
つまり、副業の分だけ労働時間が長くなります。
本業からの帰宅が遅くなれば、その分だけ副業の時間も遅くなります。
睡眠時間を削って副業をする日も増える可能性があります。
納期のある副業であれば、徹夜しなくてはならないかもしれません。
本業が忙しいから納期に間に合いません、は許されません。
睡眠不足になると本業の生産性も落ちることになりやすいですよね。
本業と副業を同時に行うことは、労働時間が長くなりがちです。
基本的には働くほど収入も増えます。
そのため、収入アップが一番の目的の場青、つい案件を増やしてしまい忙しすぎてといった状況に陥りやすいのです。
副業を探す場合でも、稼働日数を考慮して休息を取れるようにしたり、時間的に体調管理ができるような案件を探すなども必要でしょう。
副業が忙しくなり、体調を崩してしまうと本業にも悪影響を及ぼす可能性があります。
疲労が抜けにくい
本業の他に副業をすると、今までゆっくりリラックスしていた時間も副業の時間に充てることになるでしょう。
場合によっては、本業から帰宅して寝る直前まで副業。
寝る時間も以前よりも遅く睡眠不足の日が増える・・・
そうなると、疲労が抜けず身体的、精神的にしんどくなってくるかもしれません。
副業をするからこそ、体調管理が以前にもまして重要となります。
家族との時間が減少する
副業を行うことで、ご家族がある方は、家族と過ごす時間も減ることは覚悟が必要でしょう。
副業をすることに対して、家族からの理解を得ておくことが大切です。
しっかりと事前に副業の働き方、想定される収益について説明をしておき、理解を得ておくことが副業成功の一番のポイントだと思っています。
でなければ、副業が家族の喧嘩の原因になる可能性があります。
特に最初は副業にも慣れていないため、長く時間が必要になることも多いでしょう。
想定よりも長時間労働になる可能性があります。
そうなった場合、家族から副業に対して理解されていない場合、険悪なムードになってしまいます。
家が居心地が悪い場所になってしまう・・・となると辛いです。
副業を始める前に、ご家族としっかりと話をする時間を取ることをお勧めします。
家族との時間が減ることに対して、理解を貰うことが副業に成功する大きなポイントです。
本業の会社とトラブルが生じる可能性
副業をすることで、本業の会社とトラブルが起きてしまう可能性も考えられます。
- 疲労が溜まり抜けないことで、本業でのパフォーマンスが低下する可能性
- 情報漏洩している可能性
です。
副業で大きなトラブルとなりやすいのは、上記2つと言えるでしょう。
体調管理は重要です。
また、機密情報の保持にも気を付ける必要があります。
気づかないうちに情報を漏らしてしまう可能性も考慮しなくてはなりません。
最悪の場合、本業の方で解雇されるといった可能性もあります。
稼げないリスク、赤字の可能性がある
どういった副業に取り組むかにもよりますが、特に初期投資が必要な副業の場合、赤字になる可能性もあります。
またパソコン1台で始められる副業であっても、かけた時間に対して収益が上がらない、稼げないといった可能性もあります。
副業を頑張っても頑張っても稼げない・・・
赤字が膨らんでいく
といった場合には、撤退ラインを決めておく必要もあるかもしれません。
副業として人気が高いwebライティングのお仕事は、参入障壁は低いです。
そのためライバルも多いです。
そして最初は単価も安い、という結構ハードな状況になりつつあります。
ブログを利用してのアフィリエイトなども難しくなってきています。
多くの人は半年~1年は無収入で頑張ることになるケースが多いのが現実です。
その間に、無収入で気持ちが折れる人も多いのが現実です。
SNSも生活を切り売りすることになりますし、更新がとても重要です。
とても手離れの悪いビジネスなのです。
特に副業組にとっては、ずっと時間が取られるのは大変です。
フリーランス向けエージェントを利用して副業案件を紹介してもらった場合でも、当初は単価が安くなることが多いです。
とはいえ、エージェント経由の案件を請け負った場合には、納品できれば収入が見込めます。
どういった副業をするかで、収益の見込みを立てることは継続のためにとても重要になってきます。
確定申告、納税の手間がある
副業をする場合、年間20万円以上の売り上げがある場合には、確定申告しなくてはなりません。
自分で全ての手続きをすることも可能ですが、本業があると事務作業が大変です。
しかし、税理士に依頼をするとコストがかかり、収益が飛ぶかもしれません。
確定申告や税金関連についての手間がかかることも、考慮する必要があります。
副業を始める時に注意したいポイント
会社員が本業に加えて副業を始めるとき、後々トラブルや失敗しないために注意したいポイントがあります。
副業の準備を進めるときは、以下の点に注意することが大切です。
本業の就業規則をチェックする
副業を始めるとき、本業として勤めている会社が、副業を認めているかどうかを確認することが重要となります。
ですから、就業規則を確認しましょう。
副業を認める会社に増えてはいます。
しかし、
「本業に支障をきたす」
「情報漏洩の恐れ」
がある、といったことから副業を禁止している会社もあります。
またた、副業を許可している会社であっても、無条件にどんな仕事でも副業OK、といった訳ではないケースが多いです。
副業を行うために、申請が必要な場合も多いです。
副業をする場合、どういった手順が必要かなど事前に確認することは、後々トラブルになることを避けるために必要です。
本業で安定した収入を得ながら、円滑に副業をするために、事前に就業規則を確認するようにしましょう。
副業OKの会社を見つけるには
もし今勤めている会社が副業禁止だったとしたら。
副業OKの会社に転職することも考えたい、という方もいるかもしれません。
副業を前提に転職先をお探しの方、これから転職活動をしようかな、という方はぜひ参考にしてみてください。
避ける必要がある副業を確認する
副業を認めていたとしても、副業を制限する業種、業務内容が定められていることもあります。
それも確認しておきましょう。
競合他社での副業などは、禁止されていることが多いです。
副業先に選んで良いのか判断に迷ったら、会社に確認するようにしましょう。
本業と副業は両立できる仕事を選ぶこと
副業をするとき、本業と両立できる仕事を選ぶことが必要です。
本業をおろそかにするような働き方を前提にするのは避けましょう。
無理なく働ける労働時間、仕事内容なのかどうか、といったことが重要になります。
無理なく両立できることが大切ですよね。
先ほども副業のデメリットにありましたが、副業をすると長時間労働になりがちです。
体力的に無理が生じてしまい、体調を崩す原因になります。
会社員の副業はメリットが多い!
個人が副業をすることには、多くのメリットがあります。
個人的には副業をすることをおすすめします。
実際に副業をすることを考えると、色々と煩雑な手続きもありそうだし、確定申告もあって面倒くさそう・・・に思えるかもしれません。
しかし、副業をすることで新たなスキル、経験も得られますし、働くということに対しての考え方も変わるかもしれません。
経営者としての視点が必要になってくるからです。
一歩踏み出すのは大変かもしれませんが、できれば副業に取り組んでみて頂きたいなと思います。
- 収入が増える
- 新たなスキル、経験が得られる
- 本業にポジティブな影響がある
- 経営者体験ができる
- リスクを抑えて企業や転職の準備ができる
といったメリットがあります。
特に、
「副収入」
が得られることのメリットは大きいと思います。
収入源が分散できることで、精神的に安定する方も多いのではないでしょうか。
実際、副業をしようと思ったきっかけは、収入を少しでも増やしたいから、という方が多いんです。
大企業であっても早期退職募集を行っている時代です・・・
20代はもちろん、40代、50代の方も、チャンスがあれば副業をしてみたい、と考える方は多いと思います。
副業では長時間労働になりやすいため、体力的なことを考える必要はあります。
最初は小さく副業を始めるのがコツです。
色々な仕事がありますけれどね。
フランチャイズに加入してビジネスを始める方法もありますが、初期投資額が大きくなりがちなので、よくよく検討された方がよいでしょう。
副業も様々な仕事があり、稼げる金額も色々です。
副業でどういった働き方をしたいか、どれくらい稼ぎたいか。
お金よりも、新たなスキルや経験を獲得することを重視するのか、など。
副業する目的、優先順位を明らかにしておくことも、副業で成功するためのポイントになります。
会社員の本業+副業、まとめ
会社員の本業と副業について、メリット・デメリットなどについてご紹介をしました。
副業をするハードルは年々下がってきているといって良いと思います。
副業禁止だったけれど、相談すれば副業OKとなるケースもありますからね。
実は経営層で副業解禁について検討していた、といったことがあります。
時代の流れ、といったものは大きいです。
副業は、副収入が欲しい方はもちろん、安定した収入を得ながら、将来の起業や転職を考えている方にもおすすめです。
ぜひ、本業+副業に取り組まれてみては、と思います。
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