子供の勉強場所(スタディスペース)はどこが良い?
宿題、家庭学習などもすることになってきますし、お子さんによっては通信教育(タブレット学習)を始めたり塾に通い始めたりするでしょう。
子供の勉強場所(スタディスペース)をどこにするか、というのは子供の成績にも大きく影響する重要な問題です。
よく子供の勉強場所はリビングが良い、という話を聞きますが実際どれくらい多くの家庭が子供の勉強場所をリビングにしているのでしょうか?
子供の勉強場所はリビング、子供部屋どちらが良いのでしょうか。
Contents
子供の勉強場所【リビングと子供部屋】どっちが良い?
子供時代、自分の勉強部屋があったという方も多いと思います。
小さいころから自分の勉強部屋で勉強していた方も多いかもしれません。
結論からいうと、子供の勉強場所はお子さんの年齢、性格によって考える必要があります。
リビングは小学校低学年向け
後ほどご紹介しますが、リビングルームで勉強するお子さんはとても多いです。
リビングルームで勉強するメリットとしては、
- 子供の勉強を親が見てあげやすい
- 子供の安心して勉強できる
- 親の目があるので勉強に取り組みやすい
といったことがあります。
小学校1年生、2年生頃までは自分で勉強するのも大変です。
特に小学1年生は勉強のやり方も分かっていませんし、今までの生活習慣から遊びが優先しがちです。
学習習慣を身に着ける大切な時期ともいえます。
学校から帰ってきたら何をするかのルール決めも大切ですね。
「おやつを食べる前に宿題を終わらせる」
「遊びに行く前に宿題を終わらせる」
といったことを決めると良いかもしれません。
リビングでの勉強は、親の目があるため子供たちも誘惑に負けずに勉強しやすい、というのが大きなメリットといえるでしょう。
また勉強していて分からない部分があれば、すぐに親に質問できるという環境もとても大切です。
その場で分からないが分かる、というのは大切にしたいですね。
「この計算がよく分からない・・・後で聞こう!」
きっと、忘れます・・・
親も家事をしていると忙しい時間帯もありますが、できるだけすぐに子供たちの勉強の分からない部分に答えてあげることが大切ですね。
我が家も子供たちの勉強場所はリビングです。
リビングに机があっても、こっそり漫画を見ていたりYouTubeを見ているくらいですから、自分の部屋で勉強を始めたらどれだけ見続けるか不安は少しありますね・・・
子供部屋は小学校高学年向け
子供部屋は小学校高学年向けの勉強場所。
中学生以降でも良いかもしれませんね。
子供部屋で勉強する場合、当然ですが一人で集中して勉強ができます。
(できるはず)
そのため一人で勉強する習慣が身についたお子さんの勉強場所として向いています。
ポイントは机の周りにマンガや自由に使えるタブレット、スマホを持ち込まないといったことでしょう。
遊びの誘惑に負けやすいお子さんは、子供部屋で勉強するようになってから学習量が減少する可能性があります。
マンガを読むのはリビング、などお子さんの性格などに応じて考えることも大切かもしれないですね。
集中したい勉強の時、試験前には子供部屋で勉強する。
それ以外はリビングを勉強場所にする、といったことも良さそうです。
子供部屋(兄弟、姉妹の相部屋)といったケースもあるかもしれませんね。
その場合、お互いちょっかいを出して勉強にならない!とリビングで勉強するケースも多いかもしれません。
リビングが勉強場所がほどんど
小学生の勉強場所についての調査、アンケートは多くの企業が行っていて参考になります。
いくつかご紹介します。
ぜひご覧になってみてください。
低学年のお子さまが勉強するのは、「リビング」または「ダイニング」が約8割。「親の目の届く場所で勉強」と考えるご家庭が多いようです。
リビング、またはダイニングやリビング横の和室などで勉強しているお子さまが7割!
現在では、ほぼ大半の小学生がリビング学習をしているという結果になりました。
リビング学習のメリット
「目の届く場所で勉強しているメリットは大きい」
ということが調査結果からも分かります。
すぐに質問に答えてあげられる、分からないをそのままにしない、といった学習のメリットはやっぱり大きいですよね。
家事をしながら、子供の勉強の様子がわかるという親のメリットもあります。
ただ、リビングにおもちゃ、マンガ、テレビ、ゲームなどがあり兄弟姉妹がいる場合には工夫が必要です。
他の子が遊びだしたり、テレビを見始めると・・・やっぱり楽しそう。
誘惑に駆られてしまいがちです。
みんなで一斉に勉強する時間を作る。
勉強場所はテレビに背を向け、なおかつテレビを見る子はヘッドホンを使って短時間だけ見るなど工夫は必要かもしれません。
子供部屋学習のメリット
子供部屋で勉強するメリットもあります。
- 静かな環境で勉強に集中できる
- すぐに親に聞けないので、自分で考えたり調べるようになった
といったことです。
特に暗記が必要な勉強の場合には、周囲に雑音が無い方が良いかもしれないですね。
子供の勉強場所を常に子供部屋にしなくても良いとも思います。
受験やテスト前など、集中して勉強する環境が必要なときだけ、子供部屋で勉強。
結局リビングが落ち着くから、と勉強道具をリビングに持ってきて勉強するお子さんも多いかもしれません。
ただし、やはり子供部屋で学習を始めるのは学習習慣が身についてからにした方が良さそうですね。
マンガ、タブレット、スマホなどを持ち込まない、といったルール決めも大切です。
充電場所、保管場所はリビングなど決めておくと良さそうです。
スマホがあるとずっと触ってしまう・・・という可能性もあります。
子供の勉強場所は学年、性格で使い分けが大切
我が家はまだまだ子供たちの勉強場所はリビングになりそうです。
リビングの一角にそれぞれの勉強机を置いてあります。
やっぱり他の兄弟たちが遊び始めると気が散るので、
「勉強タイム、読書タイム、お絵かきタイム」
などを作って、みんなで一斉に静かにそれぞれのことに集中する時間を作るようにしています。
一番下の子は小学一年生なので、宿題も少なくすぐに終わってしまします。
そのため、お絵かきタイムにそのまま突入です。
そうすると、静かな時間がキープできるので上の子たちの勉強がしやすくなります。
学年が違うと、勉強時間もかなり差が出てきます。
これから成長とともに受験も入ってきますから、どうサポートしてあげていくかも課題になってきますね。
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