小学生にも朝勉強が良い?
学校から帰ってきて、それから宿題をやる時間、家庭学習をやる時間、といったご家庭が多いのではと思います。
でも、お友達の誘いもあったり習い事もあったりで、学校から帰ってきてからの勉強時間が取れない日もあります。
我が家でもそうした日もまだあるのですが、子供が早起きに成功した日は朝勉強をするようにしています。
学校から帰ってきてから勉強をするよりも、朝勉強する方が小学校の子供たちにとっても学習効果は高いようです。
これが平日、毎日続くと良いのですがスイミングなどの習いごとがあった翌日は、疲れが溜まっているのか早起きが出来ないこともまだまだあります。
それでも、朝勉強するメリットは大きいと思いますので、続けて行く予定です。
ここでは小学生の朝勉強について、なぜ朝が良いのか、メリットや目的の共有、習慣化などについて書いていこうと思います。
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小学生も朝勉強するメリット
小学校低学年も、高学年も朝勉強するメリットは大きいです。
朝勉強には次のようなメリットが挙げられます。
- 朝は集中力、思考力が高いゴールデンタイムであること
- 学習時間を確実に確保しやすい
- テスト後など、しっかり間違った問題などを見直す時間が取れる
- 前日に宿題が出来なかった場合は、朝勉強の時間でカバーできる
- しっかり目が覚めた状態で学校へ行ける
- お腹が空くので、朝食をちゃんと食べるようになった
などなど私には子供が朝勉強することには、メリットの方がとても大きいと感じられます。
子供たちも朝に勉強する方が進みが良いことが実感出来てきたらしく、途中で朝勉強が楽しくなってきたようです。
パパやママともゆっくり話が出来る時間にもなるのが嬉しいみたいですね。
共働き家庭でも、朝は勉強を見てあげる時間が取りやすいと思います。
朝勉強するメリットの一つとして、親子のコミュニケーションの時間にもなる、というのも挙げられるかなと思います。
じゃあ小学生が朝勉強するデメリットは?
小学生が朝勉強するデメリットは、
「眠くなる可能性がある」
といったことでしょうか。
ただ、これは今までの生活リズムを見直すこと無く早起きをした場合、といえます。
やっぱり子供たちの睡眠時間は削ってはいけないです。
必要な睡眠時間、というのが言われています。
小学生に必要な睡眠時間
小学生に必要な睡眠時間は、
- 小学校低学年:9時間
- 小学校高学年:8時間
とだと言われています。
子供たちの睡眠不足は色々な弊害をもたらすということが指摘されています。
情緒不安定、成長(身長・体重)が阻害される、風邪を引きやすくなるなど。
早起きをする分、前倒しして寝ることができるように親子で生活リズムを見直す事が大切ですね。
睡眠時間はしっかり確保した上で、朝勉強を頑張りたいものです。
朝学習、習慣づけのポイント
子供の朝勉強を習慣化するには
子供が朝勉強をするには、まず「早起き」をしなくてはなりません。
それも1日だけ早起きして勉強してもだめですよね、継続できることが目標です。
継続は力なり、ですね。
今まで早起きする習慣が無かった子供、もちろん親にとっても早起きは大変です。
一緒に頑張る、という気持ちも大切になりますね。
親も子供も、生活リズムを見直す
朝勉強をしよう、と思ってもまず早起きすることが大前提です。
ここで今までの生活リズムのまま、睡眠時間を削って早起きするのは避けたいです。
早起きする分、出来るだけ早く就寝できるように親子で協力して生活リズムを見直すようにした方が良いですね。
テレビ番組ってゴールデンタイムはやっぱり面白い番組が多く、それらが終わってから寝室へ行っても兄弟で盛り上がったり、ふざけ合ったりしているようでつい寝付くのが遅くなっていました。
それで早起きすると、単純に睡眠時間が減りますから、やっぱり眠い。
せっかく朝勉強を始めても眠いのです。
睡眠は子供たちの成長にも大切ですし、知識の定着、疲労回復にも欠かせません。
早起きをする分、出来るだけ早く寝られるように生活リズムを見直すことが大切です。
親も子供たちの朝勉強に付き合う場合には、朝の準備(朝食準備、自分の仕事への出勤準備など)を終える必要もあります。
逆算して朝5時起き、といった親御さんも多いのではないでしょうか。
睡眠時間はやはり7時間~8時間くらいが良いとされます。
(実際にそれくらい寝れたら良いのですが・・・)
親も寝不足になると日中が大変です。
車の運転などする方は、睡眠時間は大敵ですので親もやはり、朝勉強に合わせて生活リズムを見直すことは大切になってきます。
目標を持つことが、早起きには大切!
子供にとっても、早起きして勉強するのは大変です。
物事を始める際、目標が大切ですよね。
「とにかく早起きして勉強しよう!その方が良いから!」
では絶対、朝勉強は続きません。
目標が必要です。
小学校低学年の場合と、小学校高学年では目標意識にも差が出てきますが小学校1年生の息子の場合には、
「朝勉強しておけば、学校から帰ってきて友達と遊びにいきやすい」
「朝勉強しておけば、スイミングから帰ってきた後ゆっくりできる」
「朝に勉強が終わっていれば、夕食後、ゆっくりテレビが見られる」
といった毎日の生活の楽しみなどに直結した目標が良いみたいです。
小学校5年生の上のお兄ちゃんの場合には、
「今の成績を維持したい」
「苦手な科目があるので、勉強時間を確保したい」
「朝勉強しておくとスポーツの習い事の後、ゆっくりできる」
といったことが朝勉強を続けるモチベーションになるようです。
小学生の家庭学習の時間の目安は、
「学年 × 15分(10分)」
と言われます。
今年になってからの担任の先生は、家庭学習の成果もチェックしてくださるようで、朝勉強の時間もそうした勉強の時間にあてています。
朝、30分でも家庭学習の時間に充てられると、帰ってきてからも時間を取りやすいです。
まとまって一時間といっても集中力もなかなか続かないですし、他の習い事や友達との約束があると、どうしても勉強は後回しです。
朝勉強のメリットですが、通信教育など含めて全体的に良い勉強ペースでキープしやすくなります。
今までは、どうしても提出日ギリギリに溜めていた課題をやることが多かったのですが、今はそうしたことは減りました。
起床後のパターンを作る
早起きに成功したら、しっかり目を覚ますためにも動くことが大切!
リビングに来てソファでボーッとし、再び横になって寝てしまうようではいけませんね。
(今でもこうして寝てしまうことがあるのですが、よっぽど疲れているのかな?)
朝起きて、すぐに机に向かって勉強するのはなかなか大変です。
大人も大変ですよね・・・。
ですから、起床後のパターンを作ることも大切です。
机に向かうまでにしっかり目が覚めるように、勉強モードに切り替わるように親子で一緒にパターンを作っていきましょう。
小学生にも朝勉強が良い理由、まとめ
今の小学生は、学校の他にも習い事も複数している子も多いので、友達と遊ぶ時間も減っているのかな、と感じています。
お友達と遊ぶ時間も成長には大切ですよね。
そうした時間もちゃんと確保出来るようにするには、朝勉強するメリットはあるのでは、と思っています。
ただ、中にはどうしても朝起きれない、朝勉強が向かないというお子さんもいるかもしれません。
お子さんに合わせて、家庭で勉強する時間、量などを考えてあげることが大切ですね。
ただ、親にとっても子供にとっても早起きできるとなんだか一日の時間が長くなった気がして良いな、というのはありますね。
子供の朝勉強、継続できるようにこれからも頑張っていきたいと思っています。