学習障害・発達障害のある小学生の勉強
ASD(自閉症スペクトラム・アスペルガー)
ADHD(注意欠如多動性障害)
LD(学習障害)
など発達障害のある小学生のつまづきポイント、どうやって家庭での学習で乗り越えていったら良いのだろうか・・・?
発達障害のある小学生の勉強は、家庭での学習サポートがとても重要です。
学校の授業には遅れることが多いでしょうから、家庭で子供の学習をいかにサポートできるかで学力に大きく差が出ることになってしまいます。
この記事では、発達障害のある小学生が勉強しやすい教材のおすすめをご紹介しています。
こうした発達障害のある小学生向け教材を使うことで、家庭での学習も格段にサポートしやすくなると思います。
Contents
発達障害のある子供の学習での困りごと
発達障害のあるお子さんは、学習の場面で困ることも色々とあると思います。
「字を書いたり読んだりするのが苦手」
「集中力が続かない・・・」
「勉強したことをすぐに忘れてしまう」
「周りが気になって勉強できない」
「計算がとくに苦手・・・」
「読解力がない」
その子にもよるとは思いますが、こうした困りごとが学習場面にはあるのではないでしょうか。
その結果として、学校の勉強についていけなくなる・・・、勉強に苦手意識を持ってしまう。
まだ勉強に慣れていない小学1年生から勉強についていけない、といったことを感じるようになり、その勉強の遅れは学年が上がるにつれて広がっていく・・・というケースが多いようです。
学校で行われる集団授業だと、どうしても一人ひとりを手厚く学習が遅れないようにサポートする、ということも先生には限界があります。
学習障害・発達障害のある小学生の勉強はどう進める?
小学生低学年から学校の勉強につまづく、遅れが出てしまう・・・
といったことで不安がある親御さんも多いと思うのですが、家庭での学習をサポートすることで学力を伸ばしてあげることができます。
学習障害・発達障害のあるお子さんの学習教材選びのポイントは、次のような点となります。
教材選びのポイント
・子供の学力に合わせた勉強ができる教材であること(無学年方式)
・つまづきの原因を見つけて、さかのぼって学び直せる
・スモールステップで勉強できる
・発達障害のある子供が集中できるように開発されている
こうしたポイントを抑えた教材を使うことで、なかなか集中力が続かない・・・といったお子さんでも、学習を継続して学力を伸ばしてあげやすくなります。
例えば、次にご紹介するような教材は上記のポイントを満たす教材となりますので、発達障害のあるお子さんの家庭学習におすすめ教材となります。
学習障害・発達障害のある小学生が勉強しやすい教材のおすすめ
学習障害・発達障害のあるお子さんの家庭学習におすすめ教材として、
- すらら
- 天神
をご紹介いたします。
学習障害・発達障害のある小学生 おすすめ教材その1、すらら
「すらら」は発達障害の専門機関が監修している、無学年方式のオンライン教材です。
特に小学校低学年のお子さんの学習について、つまづきやすいポイントを回避できるように監修し、開発されています。
小学校1年生、2年生、3年生といった学年から学校の勉強に遅れを感じているお子さんの家庭学習などには、とてもおすすめの教材となります。
もちろん高学年から「すらら」で家庭学習を始め、無学年方式でさかのぼって学び直すことで、しっかりと学力を向上させているお子さんもとても多いです。
「すらら」は発達障害の専門機関との共同開発
すららが発達障害のあるお子さんの家庭学習の教材としておすすめの一番の理由は、発達障害の専門機関である、
「子どもの発達科学研究所」
と共同開発している点です。
発達障害のお子さんの学習には、特性を理解して「つまづきやすいポイント」をサポートできるようにすることが必要です。
すららの低学年コースは特に、発達障害の傾向があるお子さんの特性に応じるために「つまづきやすいポイント」を厚く指導するカリキュラム構成、見やすい画面・理解しやすい説明となるように監修されています。
すららは無学年方式で一人ひとりのペースで勉強できる
すららは無学年方式で勉強することができるオンライン教材です。
分からない部分をシステムが自動で判別し、分かるところまで遡って学ぶことができます。
「分かった」を積み重ねながら勉強していくことで、自己肯定感を育みながら授業に追いつく、学習をしていくことができます。
子供が勉強に飽きない工夫がされている
「すらら」は、
- 見る
- 聞く
- 話す
- 読む
- 書く
- 楽しむ
といったように様々な工夫をし、子供たちが勉強に飽きないように開発されています。
ゲーム感覚で勉強できるため、学習内容が記憶に残りやすく一人でも楽しく集中して勉強できます。
発達障害の子供の指導に経験・知識のある「すららコーチ」のサポート
「すらら」が他のタブレット学習などと大きく違う点は、「すららコーチ」の存在です。
すららコーチは現役の塾の先生です。
発達障害のあるお子さん向けの学習塾などの先生がすららコーチとして、親御さんからのヒアリングを元に特性を把握した上で、子供たち一人ひとりのカリキュラムを組んでくれます。
また親御さんへのサポートも手厚いことが、すららを安心して利用できる理由となります。
既に学校の勉強に遅れていて、どうやって学習をしていくと良いのか、家庭での学習も上手くいかない・・・といった相談も可能です。
すららコーチの手厚いサポートを考えると、すららの利用料金はそこまで高いと感じないのでは、と思います。
すららは無料体験あり
すららは発達障害の専門機関が開発に関わっている無学年方式のオンライン教材です。
手厚いサポートもあり、多くのお子さんの教材として選ばれています。
無料体験もありますので、ぜひ活用してみてください。
発達障害のある小学生 おすすめ教材その2、天神
発達障害、グレーゾーンのお子さんが多く利用して学習しているのが「天神」です。
第10回 日本e-Learning Awards(後援:文部科学省、経済産業省、総務省、厚生労働省)にて、グランプリとなる日本e-Learning大賞を受賞しています。
天神の特徴
天神のポイントは、
天神の特徴
・お子さんの発達状況・学力に合わせて学習できる
・スモールステップで学習し、100点を取って自信と取り戻すことができる
・一問ごとに褒めてくれる
無学年方式で自分の今の学年に関係なく勉強をスタートできること。
そして画像やアニメーションをたくさん使用し、子供たちが集中しやすい工夫されていること。
スモールステップで学習していくことができること。
何よりたくさん褒めてくれるので、子供たちに自信が付くこと!
が天神の特徴といえます。
天神が向いているお子さん
- 授業から遅れがちでついていけていない子
- ADHDで集中力がないタイプの子
- 文字・文章を読むのが苦手なタイプの子
- 得意・苦手の凸凹が激しいタイプの子
- 視覚ワーキングメモリ(短期記憶力)が弱い子
- 二次障害(勉強に対する自信喪失、やる気が低下しているなど)の子
⇒ 発達障害、グレーゾーンの子の勉強方法におすすめ教材「天神」
発達障害のある小学生 おすすめ教材その3、チャレンジタッチ
知名度の高いベネッセのチャレンジタッチです。
発達障害のお子さん向けに開発されたタブレット学習ではありませんが、発達障害の子専用の特設サイトがあります。
参考:発達障害支援サイト│進研ゼミ小学講座(チャレンジ/チャレンジタッチ)
タブレット学習は自宅の中で、自分の落ち着ける場所で学習することができることもあり、比較的、集中して学習ができる発達障害のお子さんが多いようです。
チャレンジタッチには子供たちの集中を持続させる仕組みが色々と盛り込まれています。
基本から応用まで、学校でお使いになっている教科書に準拠して学ぶことができるので、学校の勉強に遅れることなく学習を進めていきたいと考えるご家庭にもおすすめです。
チャレンジタッチはタブレット学習としては月額料金も安いといえます。
無学年制ではありませんが、教科書準備、学年の学習内容をしっかり学べるという点でもおすすめです。
「すらら」は学習障害のある子供が学びやすくなる仕組みがたくさん
「すらら」は学習障害のお子さんが学びやすいように、様々な工夫が施されています。
・子供が勉強に飽きないように、対話しながら進む
・アニメのキャラクターを先生に
・学年にとらわれない「無学年学習」でしっかり理解しながら学習できる
・つまづきの原因をシステム的に自動で見つけて診断、学びができる
・すららコーチがお子さんの特性を理解して、学習をサポート
・ゲーミフィケーションで勉強を楽しく続けられる仕組み
などがあります。
詳しくは、すらら公式サイトにてご確認ください。
学習障害・発達障害のある小学生 おすすめ教材、まとめ
発達障害のある小学生の勉強で、家庭での学習が果たす役割はとても大きなものです。
とはいえ、親が子供の勉強を全て見るのは負担も大きく、現実的ではありません。
また指導方法もよく分からないのが正直なところではないでしょうか・・・
間違った教え方、つい怒ってしまう、といったことでさらに子供たちが自信を無くし、勉強に苦手意識を持ってしまう、といった可能性も考えられます。
そうしたことを考えると、発達障害のある子ども向けに開発された、すらら、天神といった教材を利用するメリットはとても大きいといえるのではないでしょうか。
すららで勉強を始めてから、かえって勉強を辞めたがらなくて困ってしまう、といったケースもあるようです。
お子さんの教材として、ぜひ検討してみてください。
すらら 関連記事
発達障害のある子供の勉強 関連記事
発達障害の子供の学習にはタブレット学習が向いている理由。
「すらら」がおすすめの理由などをご紹介しています。
条件を満たせば不登校のお子さんの出席日数として扱ってもらえるインターネット学習・オンライン学習があります。