介護職 夜勤手当の相場はいくら?

介護職の夜勤手当の相場っていくら?今の職場での夜勤手当が安い気がしていて・・・相場よりも給与が安いなら本気で転職を考えようかな・・・
介護職の給料問題は切実。
他の業界・職種の平均年収と比較して低いため、将来的な生活を考えて介護職を辞めて転職する方も中にはいるくらいです。
そんな介護職の給与アップに重要なのが夜勤手当です。
夜勤手当は正社員として働く場合であっても、2,000円~1万円以上と非常に大きな金額差があります。
夜勤手当が相場よりも高い職場で働くことができれば、月給30万以上を得ることも可能です。
夜勤手当の相場を知り、今後について考えることも介護職としてキャリアを考えていく上で大切だと思います。
この記事では、介護職 夜勤手当の相場について、また夜勤手当の高い施設の探し方についてもご紹介しています。
Contents
介護職の夜勤手当の相場について
介護職の夜勤手当の相場について、医労連の2020年 介護施設夜勤実態調査結果を参考にしてみましょう。
正規職員の2交替夜勤の手当額は平均6,125円(前回5,747円)となっています。3交替夜勤の手当額は回
答数が少なく、調査対象の違いの影響を受けるため参考値になりますが、準夜で3,317円(前回3,290円)、深夜で4,242円(同4,190円)となっています。
その後、2交代制夜勤の最高額は、介護老人保健施設で15,717円。
低いのが短期入所で7,957円と記載されています。
また夜勤手当での最低額はグループホームの1,500円となっています。
非正規職員の夜勤手当、平均額は7,753円でした。
介護職の夜勤手当について実際に介護施設で働く方の口コミを調べていると、夜勤手当2,000円前後といった方や相場以上の高い金額での夜勤手当を得ている方もいるなど、かなり幅広くなっています。
介護職の月給、年収にとって夜勤手当の与える影響は大きなものです。
手取りが少なくて生活が厳しい・・・とお困りになっている介護職の方は転職も選択肢として考えてみる必要があるかもしれません。
自分の生活を成り立たせることも大切なことですよね。
介護施設別にみる夜勤手当ランキング
引き続き、介護施設別の夜勤手当について、医労連の2020年 介護施設夜勤実態調査結果を参考にしていきたいと思います。
正規職員の夜勤手当(施設別)
正規職員の夜勤手当ランキング
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【第6位】グループホーム:5,186円
【第5位】特別養護老人ホーム(特養):5,754円
【第4位】小規模多機能:5,780円
【第3位】看護小規模多機能型居宅介護(看多機):5,923
【第3位】ショートステイ:6,004円
【第1位】介護老人保健施設(老健):7,152円
2交代制、正規職員の夜勤手当の相場としては、施設ごとにみると上記のようになります。
平均的に夜勤手当が高額な施設で働くことを考えている、という介護職の方ももいらっしゃるかもしれません。
次の転職先選びなどの際に、ご参考にされてみてはと思います。
非正規職員の夜勤手当(施設別)
非正規職員の夜勤手当ランキング
-
【第6位】ショートステイ:5,732円
【第5位】看護小規模多機能型居宅介護(看多機):6,480円
【第4位】グループホーム:6,870円
【第3位】介護老人保健施設(老健):8,606円
【第2位】小規模多機能:9,330円
【第1位】特別養護老人ホーム(特養):9,257円
非正規職員の方が夜勤手当については高額という結果となっていますが、施設によって夜勤手当額には差が大きいです。
そのため介護求人に応募する前には、しっかりと待遇面を確認されることをおすすめします。
今の仕事、介護 夜勤手当が相場よりも高い?低い?
今現在、介護職としてお仕事をされている方の場合、
「介護職 夜勤手当 相場」
と調べている場合には今の職場の夜勤手当が安いと感じていたり、職場に対して何らかの不満がある方もいらっしゃるのではと思います。
夜勤手当の相場よりも大きく安い手当額となっている場合、将来的なことも考えて真剣に迷い始めてしまって・・・といった方もいるでしょう。
相場よりも今貰っている夜勤手当が高いことが分かって良かったという方。
夜勤手当が相場よりも高い場合であっても、今後のキャリアや職場の人間関係などを考えてもっと働きやすい職場を探してみたい・・・といった気持ちがある方もいるかもしれません。
同じ種類の施設であっても、運営する法人や事業者によって最高額と最低額では大きな金額差があります。
中には夜勤手当1回1万円以上の介護施設もあります。
気になる方は、求人情報をチェックしてみてはいかがでしょうか。
など、介護職の求人に特化している転職エージェントや介護転職サイトを利用される方法がおすすめです。
夜勤専従の働き方
介護施設で働く以上、夜勤があります。
日勤のみ勤務をする介護スタッフもいますが、ごく一部でしょう。
全員が日勤のみを希望していたら、介護施設が成り立ちません。
介護施設には夜勤専従という働き方があります。
介護職の仕事が大変な理由の一つとして、日勤、早出、遅番、夜勤などシフト勤務による生活の不規則さがあります。
体調を崩してしまう理由でもありますよね。
夜勤専従という働き方もあり、施設側からも需要があります。
夜勤専従者は、1週間の総労働時間が40時間を超えないようにする必要があり、夜勤明けと翌日は休みとなります。
連休が多くなるというメリットもあり、高給与でもあります。
介護職が相場より高給与を稼ぐには介護夜勤専従もあり
日中に時間を確保したい、より高い給料を得たいといった場合には夜勤専従で働くという選択肢もお考えになってみてください。
例えば高給与で募集されている求人を探してみると、
正社員で年収450万円という有料老人ホームの介護職員募集、なども見られます。
実際に情報収集されるのであれば、求人検索の際、細かく条件を設定できるカイゴジョブなどを利用されるのが便利でしょう。
地域によって夜勤専従の給与相場は変わりますし、施設によっても差があります。
ぜひ情報収集をしてみてください。
介護士が夜勤専従で働くメリット
夜勤専従で働く場合のメリット・デメリットには、どういったものがあるでしょうか。
最初にメリットをまとめてみました。
夜勤手当があるので給料が高い
夜勤専従で働く方が、給料は高くなるケースがほとんどです。
中には相場を超える額を1回の夜勤手当として設定している介護施設もあります。
生活リズムを一定にできる
介護職員の働き方は基本的に、
日勤+夜勤
となりますから、生活が不規則となり体調を崩してしまう方も多いです。
夜勤のみだから体が楽になるか、というとそうとも言い切れませんが、少なくとも日勤、夜勤と週によって勤務が変わるといった不規則さはなくなります。
夜勤のみ勤務となりますから、自分なりに体調管理する方法を見つけることで、大きく体調を崩さずに生活リズムを一定に保ちやすくなります。
休みが増える
夜勤明け、翌日まではお休みとなるのが基本です。
介護職として働く場合、2連休というのはなかなか作りにくいものですが、夜勤専従で働く場合には連休の機会も増えるメリットがあります。
体力次第ですが1泊のプチ旅行や、家族との時間にあてたり、勉強時間にするなど時間を有効活用しやすくなります。
介護士が夜勤専従で働くデメリット
次に夜勤専従で働くことのデメリットについても見ていきましょう。
体調管理が大変になる可能性
いくら生活リズムを一定にしやすくなる、とはいっても夜勤専従で働く場合には昼夜逆転の日が多くなってしまいます。
夜勤専従で働く場合、1回の勤務も長いです。
また、仮眠が取れる日もあれば、忙しくて取れない日もあるでしょう。
体調管理に気をつけていても、調子が悪くなることもあると思います。
休日があったとしても、体調回復を優先するといったことも必要といえます。
夜勤手当が相場よりも高額な介護施設の介護求人を探すには
介護職として働き続けていく上で、給料はとても大切です。
いくら仕事にやりがいを感じていたとしても、自分たちの生活が成り立たないような給料の低さであれば、介護の仕事を続けていくことは難しいですよね。
夜勤手当が高い職場で働きたい、といった方。
今すぐの転職ではないけれど、どんな転職先があるのかちょっと知りたいな・・・といった方も多いと思います。
夜勤手当が相場よりも高額な介護施設の介護求人を探したい、もっと自分に合った働きやすい職場を探したいなど。
そうした場合の情報収集にも活用できる、おすすめの転職エージェントをご紹介します。
介護業界に特化した介護転職エージェント
介護求人を探す際、情報収集に便利なのが介護業界に特化した転職エージェントです。
きらケア 介護求人

きらケア 介護求人は介護業界に特化した転職支援サービスです。
業界トップクラスの求人数を取り扱っています。
全国の介護施設の求人を豊富に保有しています。
地域に特化した専門アドバイザーがいるため、職場の詳しい情報を得て応募を検討することができます。
きらケアでは良い情報だけではなく、ネガティブな情報についても共有してもらえることが特徴です。
良いことばかりしか言ってこないとかえって不安になります。
ネガティブな情報も共有してもらい、そのうえでどういった働き方になるのかを検討できます。
面接に同行してもらいフォローしてもらえることも、きらケアの特長です。
経験者の転職支援から、無資格・未経験者まで。
幅広く介護士転職をサポートしています。
きらケアは、介護転職におすすめのエージェントです。
マイナビ介護職

利用者満足度が非常に高いのが、マイナビ介護職です。
サポートが手厚く、豊富な求人から希望条件に合った職場を多く紹介してもらうことができます。
Web面接が可能な介護求人の紹介もしてもらうことも可能です。
マイナビ介護職が扱っている求人は正社員が中心です。
正社員として自分に合った働きやすい職場をお探しになりたい方は、マイナビ介護職をぜひ活用してみてください。
- 給料でお悩みの方
- オープニングスタッフ求人特集
- 人間関係で親並みの方
- 子育てと仕事の両立でお悩みの方
など、公式サイトには特集ページもあり、情報を得やすくもなっています。
しろくま介護ナビ

ホワイト企業のみを厳選して紹介してくれる、という転職エージェントが「しろくま介護ナビ」です。
- 残業が少ない or 時間外手当が出る職場
- 風通しが良く、有給が取りやすい職場
- 給料が高い職場
などを紹介してもらうことができます。
今の職場が残業が多く長時間労働になりがち・・・
有給休暇を取りにくい雰囲気がある・・・
給料が低くて辛い・・・
といった介護職の方は、もっと労働環境の良い職場を紹介してもらってみてはいかがでしょうか。
ブラック介護施設で働いていて、辛さを感じている方はぜひ相談してみてください。
高待遇の求人も取り扱いが多いそうですから、今よりも給料アップ、夜勤手当の高い職場を探したい介護職の方も活用をおすすめいたします。
希望条件を満たせる介護施設への転職を検討してみる
いざ働き始めてみると分かることも多いです。
また、同じ職場で長く働いていると、スキルアップやこれから積むことができる経験について、不安が出てきたりすることもあると思います。
上司と途中から反りが合わなくなってきた、経営方針に疑問を抱くようになってきた、全然昇給しない・・・など。
介護業界は人の出入りも多く、転職回数が2回、3回となる方も。
今後ますます人手不足になると言われており、介護職の需要は高いです。
それに伴って夜勤手当などの給料アップ、待遇改善も進んでいくと考えられます。
仕事内容やポジション、働き方についての希望がもしあるのであれば、良い職場が見つかったら検討するということで情報収集をすることも検討してみてください。
求人情報は様々な媒体で見ることができます。
情報収集は無料でできますから、選択肢としてはどういった職場があるのだろう、と調べるだけでも気持ちが安定する方もいらっしゃるかと思います。
介護職の年収アップには夜勤手当が大きい
介護職が年収アップする方法として、
- 長くその職場で働く(昇給)
- 資格取得
- 夜勤の回数を増やす
- 給料が高い職場に転職する
といった方法があります。
夜勤手当の相場をご覧いただきましたが、職場によって非常に大きく手当額に差が出ます。
基本給アップも重要ですが、夜勤手当の額も介護職の年収アップには重要なポイントとなります。
求人は増加傾向であり、待遇を改善して人材確保をしようという介護施設、事業者も増えることが予想されます。
将来的なことも考えて、キャリアに加えて待遇についても考慮しながら、職場探しをされることをおすすめいたします。
介護職 夜勤手当の相場、まとめ
介護職の夜勤手当について相場を中心としてご紹介をしてきました。
夜勤は生活リズムも不規則になりますし、少ない人数で業務を回すため、体力的にも大変な働き方です。
だからこそ、もう少し高い給料が欲しい・・・という方も少なくないでしょう。
中には看護師の給料と差がありすぎる、といったことに不満をお持ちの方もいるかもしれません。
介護職の夜勤手当が高い介護施設も探すとあります。
もしこれから新しい職場探しをされるのであれば、夜勤手当についても高額な職場をぜひ探してみてください。
高待遇、希望条件に合った職場探しに役立つ介護業界に特化した転職エージェントをご紹介しました。
利用は無料ですから、情報収集にぜひご活用になってみてください。