電気圧力鍋のデメリットとは

電気圧力鍋、便利ですけれどデメリットもあります。でもメリットもあります。
大切なのは自分のライフスタイルに電気圧力鍋が便利かどうか、ですよね。
これから電気圧力鍋を買うことを検討されているのであれば、デメリットをしっかり押さえることが大切!デメリットを知った上で購入すれば、後から失敗した・・・と思うことも少なくて良いと思います。
Contents
- 1 電気圧力鍋のデメリットをまとめると
- 2 電気圧力鍋のデメリット1 調理時間が長くなる
- 3 電気圧力鍋のデメリット2 手入れがめんどくさい
- 4 電気圧力鍋のデメリット3 意外と大きくて場所を取る
- 5 電気圧力鍋のデメリット4 余熱に時間がかかることが多い
- 6 電気圧力鍋のデメリット5 炊飯器でもできることが多い
- 7 電気圧力鍋のデメリット6 予約調理は機種が限定される
- 8 電気圧力鍋のデメリット7 店頭の在庫は少ない
- 9 電気圧力鍋のデメリット8 電気圧力鍋の値段は高め
- 10 デメリットだけではなく、電気圧力鍋のメリットも抑えておきたい!
- 11 電気圧力鍋の選び方
- 12 予約機能が充実した、おすすめの電気圧力鍋
- 13 結局、電気圧力鍋は買いなの?
- 14 電気圧力鍋のデメリット・メリット、まとめ
電気圧力鍋のデメリットをまとめると
電気圧力鍋、とても便利で人気です。
普通の鍋では時間のかかる煮込み料理も簡単に作ることができて、重宝しますよね。
火を使わず音も静か、小さな子供がいると安心して使いやすいというメリットもあります。
しかし、デメリットもあります。
電気圧力鍋のデメリットを最初にまとめてご紹介します。
- 調理時間が長くなる
- 手入れがめんどくさい
- 意外と大きくて場所を取る
- 余熱に時間がかかることが多い
- 炊飯器でもできることが多い
- 予約調理は機種が限定される
- 店頭の在庫は少ない
- 電気圧力鍋の値段は高め
電気圧力鍋のデメリット1 調理時間が長くなる
電気圧力鍋のデメリットで1つ目は、トータルの調理時間が長くなる、ということです。
その理由は、
- 圧力を上げる時間
- 調理時間
- 蒸らし時間
言いかえると、
- 予熱
- 加圧
- 減圧
といった時間が必要だからです。
電気圧力鍋の広告では、加圧時間だけしか書かれていないことが多いんです!
実際にはトータルで50分かかることも少なくありません。
予熱は準備時間。
10分~30分などかかります。
加圧は調理する時間です。
調理時間は3分、といった場合には加圧時間のことをさしています。
最後にあるのが減圧です。
ゆっくり温度を下げることでじっくり火を通して、食材に味がしみこむ工程です。
加圧時間が短くても、上記のような工程があるためにトータルの調理時間は40分~50分というものが多いです。
またメニューによっては準備として食材を炒める場合もあります。
そうなると、さらにトータルの調理時間が長くなりますね。
とはいえ、調理時間が長くてもその間はほったらかしですから、効率の良い食事支度はできますね。
電気圧力鍋のデメリット2 手入れがめんどくさい
電気圧力鍋はパーツが多い・・・ということで、お手入れが面倒に感じられることも多々あります。
通常の鍋よりもパーツが多いため、どうしてもメンテナンスに時間がかかります。
どの製品も基本的には調理をするたびに、蓋、パッキンなどのパーツを外して洗うことが必要です。
仕事で疲れている時などは、片付けが面倒に感じられるのは仕方ないかもしれません。
電気圧力鍋のデメリット3 意外と大きくて場所を取る
電気圧力鍋は意外と大きいのです。
ヨドバシカメラやビックカメラなど家電量販店の店頭で、初めて実物のサイズを見た時、
「結構、大きいんだね・・・」
と感じる方は少なくないと思います。
小型、と言われるタイプの電気圧力鍋でも、結構大きめ。
アイリスオーヤマ IRIS OHYAMAの大きさ、重量
例えば、アイリスオーヤマ IRIS OHYAMA
電気圧力鍋 2.2L ブラック KPC-MA2-B
は、
本体サイズ(幅×高さ×奥行)mm 282×213×274mm
本体重量 3.6kg
です。
このサイズで1~2人用です。
購入する前には、保管場所、実際に使う場所をイメージしておくことが大切かなと思います。
電気圧力鍋のデメリット4 余熱に時間がかかることが多い
電気圧力鍋を使って調理をする場合、余熱が必要です。
いきなり調理に入るわけではありません。
「予熱」とは煮汁を沸かしたり、圧力を上げる時間。
電気圧力鍋の種類、煮汁や具材の量にもよるのですが、長いと30分など予熱時間がかかることも。
食事の時間の目測を誤ると、電気圧力鍋の料理待ち・・・といったことになるかもしれません。
電気圧力鍋のデメリット5 炊飯器でもできることが多い
電気圧力鍋と炊飯器、意外と機能が被っています。
デメリットといって良いと思います。
炊飯器も使いこなすと、かなり色々なことができるんですよね。
スポンジケーキなどは炊飯器の方が美味しく綺麗に作れると思います。
電気圧力鍋でもご飯を美味しく炊くことができます。
使い道を考えて、どちらかを買うと良さそうですね。
ご飯はまとめて炊いておいて、冷凍しておけばOKです。
電気圧力鍋のデメリット6 予約調理は機種が限定される
予約調理は限定されます。
理由は、食材が腐るリスクがあるためです。
そのため、基本的にはほとんどの電気圧力鍋では炊飯以外の予約調理はNGとなっています。
予約調理をしたい場合、現状だと、
がおすすめです。
電気圧力鍋のデメリット7 店頭の在庫は少ない
電気圧力鍋を購入しよう、と思った時。
お店で電気圧力鍋の実物を見て比較をしたい、なんなら店員さんからお目当ての電気圧力鍋の特徴、メリットやデメリットも聞きたい・・・
といった方も多いのではないでしょうか。
人気がある、ということもありますがどうも多くの家電量販店で、在庫が少なくなっているようです。
店頭に行っても品切れで実物を見られない機種もあります。
ネットだと実物を見ることができない、というデメリットがありますが、お店には在庫なし、取り寄せも時間がかかる、となればネット通販がやはり便利。
気になる電気圧力鍋の口コミ・評判を調べてじっくり比較をして購入してください。
電気圧力鍋のデメリット8 電気圧力鍋の値段は高め
電気圧力鍋は、結構金額が高い製品が多いです。
コスパの良いアイリスオーヤマ。
アイリスオーヤマの電気圧力鍋でも、1万3千円前後します。
他のメーカーだと2万円~3万円といった価格帯が多いです。
電気圧力鍋に求める機能によっても値段が変わってきます。
気軽に買える金額ではないので、じっくり比較をして購入したい!と思いますよね。
それが店頭で実際に見たい、という気持ちにつながるのだと思いますが、店頭では品薄状態。
Amazonや楽天などの口コミ・レビューを見て比較をしたり、ブログのレビューを見て参考にしたり、といった方が多くなるのでしょう。
デメリットだけではなく、電気圧力鍋のメリットも抑えておきたい!
電気圧力鍋にはこのようにデメリットも多いのですが、当然メリットもあります。
メリットの方が大きいと思うからこそ、電気圧力鍋の購入を検討するんですよね。
調理中に子供と遊べる
電気圧力鍋のメリットは、ほったらかしにできる、ということです。
食材を入れて、調味料を入れて調理をスタートすれば、あとはほったらかしでOK。
その間、特に気にすることはありません。
ですから、子供と遊ぶことも可能です。
お子さんが小さな家庭には、嬉しいですね。
共働きで子供が小さいと、一緒に遊ぶ時間もなかなかとりにくいですから、こうした家電を利用するのはおすすめです。
圧力鍋と比べて電気圧力鍋は静か
圧力鍋は音が大きいのがちょっと・・・といった方もいらっしゃると思います。
爆発しそう、と感じる方もいるかもしれません。
電気圧力鍋は圧力鍋と比較すると、音が静か。
爆発しそうな音は出ません。
それに火加減、圧力のコントロールも自動で行ってくれますから安心です。
調理中にほったらかしにできるくらいですからね。
圧力鍋だと割と付きっきりになりますが、電気圧力鍋はほったらかしで良いのがメリットです。
電気圧力鍋は光熱費が安い
電気圧力鍋は電気代を安く抑えることができます。
特に煮込み料理は電気圧力鍋の方が調理時間が短くなります。
その分、光熱費が安く抑えられる、というわけです。
電気圧力鍋の選び方
電気圧力鍋をいざ購入する際、選び方を間違えることがないようにしたいものです。
電気圧力鍋の選び方で特に重要なものをご紹介します。
これから商品を比較、購入しようという方はぜひ参考にしてみてください。
サイズ(容量)で選ぶ
電気圧力鍋選びで最も重要、といって良いのがサイズ(容量)です。
1人暮らしでも作り置きしたい場合には、3人~4人分を作れるサイズの電気圧力鍋を購入するなどが必要です。
基本的には、サイズに迷ったら大きめの製品を購入するのがおすすめです。
小さくて後悔しても、どうにもならないですからね。
1人暮らしは2リットル、3~4人を想定するなら3リットル。
それ以上の容量の電気圧力鍋もあります。
サイズが大きくなれば、置き場所も必要ですね。
そのあたりも検討項目に入れて、比較をすることが必要です。
機能で選ぶ
電気圧力鍋はメーカーそれぞれで機能が異なっている部分も多いです。
例えば、予約調理ができる電気圧力鍋はまだまだ少ないです。
食材が傷んでしまうため、炊飯のみ予約調理可能、といった製品も多いですよね。
甘酒を作れるような発酵調理機能などもあります。
どういった機能を利用したいかでも、電気圧力鍋を選ぶことが必要です。
予約機能が充実した、おすすめの電気圧力鍋
現在発売されている電気圧力鍋の中でも、予約機能が充実したおすすめの電気圧力鍋をご紹介します。
パナソニック|SR-MP300
豚の角煮、肉じゃが、カレー、ミネストローネなどが予約調理できます。
パナソニック|SR-MP300はコスパも良く、おすすめの電気圧力鍋です。
象印|EL-MB30
予約調理を重視するなら、おすすめなのが象印|EL-MB30です。
予約可能料理メニュー数は50です。
豚の角煮はもちろん、もつの煮込み、牛すじの煮込み、ロールキャベツ、ラタトゥイユなど、多彩な調理メニューが魅力です。
結局、電気圧力鍋は買いなの?
電気圧力鍋は、メリットを感じられる方にはとてもおすすめです。
調理が楽。
仕事があって帰宅してからの毎日の調理が辛い・・・といった方には電気圧力鍋は強い味方になってくれると思います。
調理中は手を離すことができるために、子供と過ごす時間を取ることができる、というのも魅力です。
火を使わない、調理中に目を離すことができる、他のことができるというのは、結構大きなメリットなんですよね。
電気圧力鍋は子育て家庭、共働き家庭、一人暮らしの方など色々な方もおすすめできる家電です。
電気圧力鍋のデメリット・メリット、まとめ
電気圧力鍋のデメリット・メリットをご紹介しました。
また予約調理ができるおすすめの機種についてもご紹介をしました。
デメリットもありますけれど、それ以上にメリットに魅力を感じる方も多いと思います。
当たり前かもしれませんけれど、びっくりするほど失敗しない安定の美味しさ。
コスパの良い電気圧力鍋も増えてきています。
ぜひ料理を楽にしたい、美味しい料理を手間暇かけずに食べたい、といった方は、電気圧力鍋を試してみてください。